マッチョな人がジムで筋トレをしながら、プロテインを飲んでいる光景、よく見ませんか。テレビに出ているマッチョ芸人が、プロテインを欠かさないという話もよく聞きますよね。
トレーニングをしている人の多くはプロテインを飲んでいますが、そこにはもちろん理由があります。
筋トレを始めて、プロテインにも挑戦してみたい、と思ったとき、何を基準に選べばいいのか迷いますよね・・・。
この記事では、プロテインを飲み始めようという方向けに、なぜプロテインを飲むといいのか、選ぶときにはどんなことに気を付けるべきかをまとめました。
- プロテインを飲む理由
- プロテインを選ぶときの重要ポイント3つ
- プロテインはいつ飲む?
【トレーニング初心者向け】プロテインを飲む理由
そもそもなぜプロテインを飲むのでしょうか。
プロテインとは直訳すると「タンパク質」のこと。
トレーニングで筋肉に負荷をかけると、筋肉の繊維が壊れた状態になります。その筋肉を修復するために必要な栄養素がタンパク質です。
プロテインを使ってタンパク質をしっかり摂取することで、壊れた繊維の修復を促し、大きな筋肉を作ることができるのです。
実は、プロテイン摂取で恩恵を受けられるのは、トレーニングをしている人だけではありません。
人間の体の70%は水分と言われていますが、その次に多いのはタンパク質。筋肉だけでなく、肌や髪の毛、免疫に至るまで、人間の体にとってタンパク質は必要不可欠な栄養素です。
トレーニングのためにプロテインを飲み始めたら、肌の調子がよくなり、風邪を引かなくなったということもあるみたいですよ。
1日に必要なプロテインは
体重1kgあたり0.8~0.9g(体重60㎏の人なら48~54g)
◆軽い運動をしている人
体重1kgあたり1.2~1.5g(体重60㎏の人なら72~90g)
◆筋肉をつけたい人
体重を増やしたい人 体重1kgあたり2gが必要摂取量(体重60㎏の人なら120g)
プロテインは食事でも摂ることができますが、食事だけで必要な量をとろうとするとかなり大変です。食材の中には脂質などの栄養素も含まれるので、カロリーが高くなってしまいます。
よって、ドリンクやサプリメントを利用して、たんばく質を効率的に摂取することが重要です。
【トレーニング初心者向け】プロテインの選ぶときの重要ポイント3つ
①タンパク質含有率を見る
より効率的にタンパク質を摂るために「タンパク質含有率」を確認しましょう。
「タンパク質含有率」とは、摂取したプロテイン中にタンパク質がどのくらい含まれているのかを表す数値です。
例えば「タンパク質含有率」が60%のプロテインの場合、プロテインを100g摂取すると60gのタンパク質が摂れることになります。
「タンパク質含有率」が高いほうが、より少ない量で多くのタンパク質摂れるということですね。
効率的にタンパク質が摂れるにこしたことはありませんが、タンパク質含有率が高いとお値段も高くなる傾向があります。
自分の得たい効果を考慮して選ぶようにしましょう。
②ホエイプロテインかソイプロテインか
プロテインにはホエイプロテインとソイプロテインがあります。
ホエイプロテインは牛乳から作られるプロテインです。
吸収速度が早く、筋肉づくりに効果的なので、プロテイン製品の大半はホエイプロテインが使われています。
ソイプロテインは名前からもわかる通り、大豆から作られた植物性のプロテインです。
食物繊維が多いため吸収速度はゆっくりですが、イソフラボンも豊富に摂れることから女性がダイエットするときなどに向いています。
おそらく多くの方がまずはホエイプロテイン試してみられると思いますが、牛乳を飲んだときにお腹を壊しやすい方は注意が必要です。
日本人の中には体質的に牛乳の中に含まれる乳糖を消化することができない乳糖不耐症の方がいます。
そういう方はホエイプロテインを選ぶとき以下のどちらの製法で作られたものなのかを確認してください。
乳糖が含まれたままの状態で、一般的にはこのWPC製法のプロテインが多いです。
乳糖が苦手な方が飲むと、お腹がゆるくなる可能性が高いです。
◆WPI(ホエイプロテインアイソレート)製法・WPH製法・CFM製法
細かくろ過されるため、乳糖が除去されています。そのため乳糖不耐症の方が飲んでもお腹がゆるくなることはありません。
私は昔から牛乳が苦手で、牛乳を飲むとお腹を下していたため、プロテインを飲み始めるときかなり警戒しました。
そのとき通っていたジムのトレーナーさんに聞いてみると、おそらくWPCでも大丈夫とのことで、飲み始めたところ何の問題もなく飲めています。
牛乳が苦手という方でも、大丈夫な場合もあるみたいですが、心配な方はトレーナーさんなど専門の方に相談してみてください。
③毎日飲み続けられるか
プロテインは継続して飲む必要がありますので、毎日飲み続けられそうかというのも、プロテインを選ぶ際に重要なポイントです。
昔はプロテインというとやたら甘ったるくてまずい印象がありましたが、最近ではだいぶ改善され、美味しい味がたくさんでています。
ダイエット中は甘いものが制限されますので、おやつ代わりにプロテインで気分転換するのもいいですね。
ぜひ、お気に入りの味を見つけてください!!
また、飲み続けるためにはお値段も重要です。
プロテインと一口にいってもピンからキリまであります。タンパク質含有率や製法も加味しつつ、長く続けられる価格帯のものを見つけることも大切です。
【トレーニング初心者向け】プロテインはいつ飲む?効果的な飲み方は??
プロテインを飲むタイミングとしては、以下の中から選ぶのがおすすめです。
- トレーニングをした直後(30分以内)
- 寝る前
- 朝ごはんと一緒に
トレーニング後30分が最もタンパク質を吸収しやすい時間帯ですので、トレーニング後に飲む方が非常に多いです。
あとは寝る前ですね。
寝ている間、体内では修復作業が行われているので、寝る前にプロテインを飲んでおけば、タンパク質を効果的に使うことができます。
さらに栄養補給という観点では、朝ごはんのときというのもおすすめです。
1日の活動にむけて栄養素をたくさん摂っておきたい朝ですが、食事だけでというのはなかなか困難ですよね。
プロテインをプラスすることで足りない栄養素を簡単に補うことができます。
まとめ
筋トレの効果をより高めるために、プロテインを活用していきたいですね!!筋肉にとってはもちろん、体全体に必要な栄養素であることがおわかりいただけたと思います。
自分にあったプロテインを選んで、毎日の生活に取り入れていきましょう~。
- 筋肉を作るためにはプロテインが必要
- プロテインは自分にあった成分を選ぶのが大事
- プロテインを飲むタイミングを決めて生活に取り入れよう