最近では、自分の”好き”を活かして副業で稼ぐ人が増えてきました。本業以外に収入を得る手段があるのは心強いですし、好きなことなら楽しく取り組めますよね。
本を読むのが好きで、読んだ本を記録するために書評を書き留めてるよ。
こんな僕にぴったりの副業はないかなぁ。
この記事では、本を読んだり文章を書いたりするのが好きな方向けに、「ブックレコメンド」というサイトをご紹介します。
ブックレコメンドとは、次に読む本を探す人のために書評を掲載しているサイトです。
次に読む本をおすすめする形式で書評が書かれているので、読者は自分の読んだことがある本と関連する本を見つけることができます。
運営しているのはレスキューワーク株式会社というホームページ制作・集客支援会社です。
ブックレコメンドでは書評ライターを募集していて、書評を書いて投稿すれば、読者からのイイネの数にあわせて報酬を受けとることができます。
ここからはブックレコメンドの報酬体系や、応募の方法についてまとめます。
ブックレコメンドは2020年から始まったまだ新しいサイトです。登録している書評ライターが少ない今が始めどきといえます。
※【追記あり】2023年9月より報酬金額が増額されます。
ブックレコメンドの報酬体系は?
通常の報酬
ブックレコメンドでは、2か月ごとにイイネ数が集計され、上位5位まで(2023年9月以降は上位3位まで)の記事に報酬が支払われます。
報酬額の計算式は以下の通りです。
2023年8月まで
・集計期間中に課題本のレビューを1記事寄稿 いいね数 x 10円
・集計期間中に課題本のレビューを2記事寄稿 いいね数 x 30円
・集計期間中に課題本のレビューを3記事以上寄稿 いいね数 x 50円
・集計期間中に課題本を提案いただいた方 いいね数 x 100円
※報酬上限は1位:10,000円まで、2位~5位:3,000円まで。1位が同点の場合は、それぞれ5,000円まで。
↓
2023年9月以降(※報酬金額が増額されます。)
・集計期間中に課題本のレビューを1記事寄稿 いいね数 x 20円
・集計期間中に課題本のレビューを2記事寄稿 いいね数 x 50円
・集計期間中に課題本のレビューを3記事寄稿 いいね数 x 100円
・集計期間中に課題本のレビューを4記事以上寄稿、
もしくは課題本を提案いただいた方 いいね数 x 200円
※報酬上限は1位:10,000円まで、2位~3位:5,000円まで。1位が同点の場合は、それぞれ5,000円まで。
※報酬対象者は請求書を作成しレスキューワーク株式会社まで送付(PDFの送付でも可)が必要
※インボイス登録かどうかで多少の金額変動あり
普段からよく本を読む人であれば、2か月に3記事以上寄稿するのもそう難しくはないです。
ただ、過去のイイネ数ランキングを確認したところ、そもそもイイネの数があまり多くありません。
全期間のランキングでも多くて70イイネや80イイネほど。これが2か月分となると、1位の記事でも10イイネに満たないことも。
たとえば、3記事寄稿していて全て10イイネでランクインしたとしても、
3記事 × 10イイネ × 50円 = 1500円
と、1500円にしかなりませんね。
今後イイネをしてくれるユーザーが増えてくれば収入増が期待されますが、今のところそんなに大きな額にはならないでしょう。
【追記】2023年9月以降なら??
3記事寄稿していて全て10イイネでランクインの場合
3記事 × 10イイネ × 100円 = 3000円
一万円贈呈本
通常の報酬システムでは大きな収入は期待できないブックレコメンドですが、一万円贈呈本というかなりお得な企画があります。
こちらは指定された本を読んで書評を書いた人のなかから、2名に一万円が贈呈されるというものです。
もし応募が2件以下の場合は全員に贈呈、3件以上の場合は課題本の提案者によって2件が選定されます。
過去には以下のような本が一万円贈呈本となっていました。
2022年5月6月
ビジネスエリートのための 医学的に脳のパフォーマンスをMAXにする方法
2021年8月9月
日田夏物語
2020年6月
WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。[第3版]
2023年12月2024年1月
エンジニアのための実践SYMBOLブロックチェーンアプリケーション
実は、この一万円贈呈本の書評には応募者がまだ少ないため、当選の倍率が低く狙い目の企画です。
2022年5月6月の「ビジネスエリートのための 医学的に脳のパフォーマンスをMAXにする方法」では4件の応募があり、そのうち2件の書評が1万円を獲得しました。
競争相手が少ない今なら、楽に当選できそうですよね。
一万円贈呈本は常にあるとはかぎりません。
企画開始時にスムーズに応募ができるように、今のうちにブックレコメンドの書評ライターに登録しておきましょう。
ブックレコメンドの書評はどう書く?
ブックレコメンドに投稿する書評は、2冊の本を関連付ける形式で書かなくてはなりません。
- 本Aと本Bを選びます。
※初めて寄稿するさいには、課題本を少なくとも1冊含めてください。 - 本Aについてまとめます。
- 「本Aの次に読む本は本B」という形式で本Bを紹介します。
- 本Bの内容や本Aとの関連を記載します。
ブックレコメンドは「次に読む本」をおすすめするウェブメディアなので、本Aのあとに本Bを読むといい理由がわかるように書いてください。
これだけで書評は完成です。文字数だと300字~500字程度といったところでしょうか。
この分量なら、文章を書くのがそんなに得意じゃなくてもサクサク書けてしまいそうですね。
今月の課題本はこちら
2024年6月7月の課題本
娘が巣立つ朝 (文春e-book)
金利が上がっても、 住宅ローンは「変動」で借りなさい――1時間でわかる「新時代のお金の常識」
東大発!1万人の子どもが変わった ハマるおうち読書
おうち起業で経験0・実績0からでも稼げるKindle出版プロデューサーというはたらき方
クルマの未来で日本はどう戦うのか? (星海社 e-SHINSHO)
ブックレコメンドの書評ライターに応募するには?
ブックレコメンドの書評ライターになるためには、応募フォームに入力して送信します。
必要な入力項目は以下の通りです。
- 名前、住所、電話番号、メールアドレス
- ニックネーム、メディアに記載するプロフィール
- ブログURL(なしでもOK)
- 1冊目のタイトル、著者、あらすじ、感想
- 2冊目のタイトル、著者、あらすじ、感想
- 課題本はどれか
- 本の選定理由やおすすめポイント
- 銀行口座
2回目以降の投稿はこちら
他にもブックレコメンドを活用する方法
気に入った書評を応援する
ブックレコメンドでは、気に入った書評があれば1日550円(税込)を支払うことでその記事をトップページに掲載し、目立たせることができます。
記事をスクロールしていくとこのような欄が下にでてくるので、入力してボタンを押せば応援完了です。
もちろん無料でイイネだけ押すことも可能ですが、いろんな人に読んでほしい書評と出会ったときにはぜひ応援してみてください。
自分の本を宣伝する
ブックレコメンドは本の宣伝をしたい場合にも役に立ちます。
課題本が募集されていますので、自分の書いた本を宣伝したい人や出版の関係者は要チェックです。
課題本を提案する課題本となるためにはいくつか条件があります。
・刊行から半年程度の新しい本
・読みやすさ重視(上下巻になるような長い本は避けられます)
・小説でもビジネス書でも可
・2023年からは電子書籍も入る予定
課題本となれば人の目に触れる機会が増えますし、書評は後々まで残るので宣伝効果があります。
課題本になったことで増版へとつながった例もあるようです。
本を書いている人はブックレコメンドでの宣伝を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ:ブックレコメンドで書評ライターを始めよう!
ここまで、ブックレコメンドの書評ライターについて詳細をまとめてきました。
まだ始まったばかりのサイトで競争相手が少なく、気楽に始めやすい副業となっています。
特に一万円贈呈本の企画があるときには参加しておいて損はないでしょう。
1記事あたりの文字数が少ないのも嬉しいところです。
本好きな人はブックレコメンドの書評ライターを始めてみてはいかがでしょうか。